僕は大阪に行ったことは一度きり。
去年のI Am Robot And ProudとRadical Faceの来日公演
の時だ。正直そのときはシティホテルに一泊し、ひとり
でガイドブックも見ずに半日ほどフラフラしていただけ。
なんとなく、“堀江”とか心斎橋、梅田あたりをうろつい
たが、特に大阪という街を深く理解できなかったし、こ
とばと街のつくり以外は東京とあまり違った印象を受け
なかった。楽しみにしていたTRUCK FURNITUREは休み
だった。まあそういうわけで、僕は大阪にそこまでいい
イメージがなかった。
でも今回彼女が良い機会だから大阪を改めて紹介すると
いうので、まず滞在スケジュール決定権を譲渡し、どこ
で何をするのか全て決めてもらった状態で行くことにな
った。

今回の滞在の中には、大きな目的がいくつもあったのだ
が、いちばん大きなイベントが堂島ホテルに泊まったこ
と。これは彼女のたっての願いで実現した。梅田の堂島
に居を構えるデザイナーズホテルだ。
ここのホテルは徹底している。インテリアデザインはク
リエイティブユニットgrafがプロデュースし、部屋の随
所にはamadanaの家電製品を使っており、CDプレイヤ
ーの中にはなんとFantastic Plastic Machineの田中知之
氏がリミックスしたオリジナルBGMが。
アメニティに至ってはNYのスキン&ヘアケアブランド
のMALIN+GOETZを起用している。
当初それを聞いた時は「やりすぎじゃねえか?」と若干
困惑したのだが、デラックスツインの部屋に入った途端、
部屋じゅうに漂う洗練された空気感に驚いた。

ベッドからも見えるガラス張りのバスルームはなんとも
こっ恥ずかしいけれど、日常のそれにない非現実的なム
ードが楽しい。バスルームのステンレスユニットの上に
はアンティークウッドのジュエルケースが置かれ、その
中にはMALIN+GOETZなどのアメニティが入っている。
真っ白なバスタオルがユニットにかけられている情景は、
まさに光景そのものがデザインされていて、grafの持つ
イメージの奥深さにはっとさせられる。

ホテル滞在中はルームサービスを多用して、併設された
ダイナーの食事を楽しむことが出来た。堂島ホテルオム
ライスは炒めご飯にレバーやミンチが入っていて食感が
いい。何度となく食べたサラダのドレッシングが美味し
かったので、4種類お土産に詰めてもらった。個人的に
は梅ドレッシングがオススメ。
僕は今後また何度も大阪に行くことになるだろう。その
たびに、また新たな発見と、新しいエネルギーを得られ
れば。。。と思う。
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